しーにゃと過ごした時間の中で、書いたちいさな詩です



しーにゃ ごめんね

しーにゃ ごめんね
お前の痛みを代わってあげられない
薬をつけても お前が舐めるから
それもままならない
包帯をしても とってしまうし
お医者さんへ連れていこうとすると
逃げようとするから 出来ない

いつも もっと
そばにいられたら いいのに
ちょっとでも
言葉がわかればいいのに

ただ おまえが食べたい物をあげ
ブラシで背中を梳かしてあげるだけ
汚れた足を そっと拭いてあげるだけ

しーにゃ ごめんね

たくさん たくさん
ごめんね しーにゃ、許してね

しーにゃおやすみ


晴れた日が続くと
白いお前の身体は 埃だらけ
お風呂は イヤイヤ
ドライヤーは まるで怪物
ボクは 砂で身体を洗うよと
コンクリートの上を 転がる

おなかがいっぱいになるまで
おいしいのを ちょうだい
くれないとこの爪で
ガリガリ 何でもひっかいちゃうよ

うそうそ・・
いい子にするから
ゴハン 食べたいな

食べたら満足で
身繕いしながら もう 目を開いていられない

おやすみなさい
おやすみなさい みなさん

おやつをよろしく頼みます

鈴 買ってあげよ

しーにゃは 最近
ライオンのように男らしく堂々と歩く

とらにゃは 最近
豹のように女らしくしなやかに歩く

甘えたりすねたり
ちらかしてみたり

ちょっとだけ身体が大きくなっただけかと
思っていたのに・・・

人より猫を沢山好きになって
命の中に刻まれた野生に導かれ
大人になっていくんだね

お前たちが大人になるほど
私の気持ちが子供に還っていく
おかしなことだけど ホントだよ

眠ってる顔を見ながら
ふと 苦笑い

野良猫だけど
いつかお前たちに 上等な
鈴を買ってあげようか

ある日の猫日記

今日は 大嫌いな行水をして
タオルでゴシゴシ遊びもした
裏のおうちのお婆さんが
梅の実を落として
集めるのを見物した。
ゴローさんちの犬が昼寝してる
その横を走り抜け
シマトラ姉さんの赤ちゃんを
見に行った。ボクと同じ真っ白い
仔猫だった。ミィミィ鳴いてた。
夕飯を食べたら眠くて眠くて
もう、起きていられないよ。


夏は廊下が彼の避暑地、冬はこたつが彼のお城でした。

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